ホワイトニングの持続性は種類によって異なる
歯科でのホワイトニング方法は大きく分けて3つあります。
・オフィスホワイトニング
・ホームホワイトニング
・デュアルホワイトニング
いずれの方法もホワイトニング前にはクリーニングや虫歯治療が必須です。お口の中に虫歯などのトラブルがあると、ホワイトニング時に知覚過敏を引き起こす恐れがあるからです。
また、歯の神経が死んでしまい黒く変色してしまった歯に関しては、ウォーキングブリーチといったホワイトニング方法もあります。
オフィスホワイトニングは戻りやすい
オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師、または歯科衛生士が施術を行います。主に過酸化水素が含まれる薬剤を使用します。数回の施術でホワイトニングが完了し、効果が早くでるのが特徴です。
しかし、施術は早いものの、白さの持続時間は短く、早くて3ヶ月、長くて6ヶ月程といわれています。色戻りを防ぐためには、定期的な通院が必要です。
ホームホワイトニングは長持ちしやすい!
ホームホワイトニングは、歯科医院で歯型の採取をした後にマウスピースを作成し、ご自身で薬液を用いて、家で行うホワイトニング方法です。主に過酸化尿素という薬剤を使用します。
過酸化尿素は、オフィスホワイトニングで使用する過酸化水素に比べて効果が現れるのに時間がかかります。すぐには元の色の白さにならないものの、ゆっくりと時間をかけて白くなっていくため、持続時間が長く、色戻りしづらいのも特徴です。
持続時間は、6ヶ月~1年程といわれています。
デュアルホワイトニングは2つを合わせたもの
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングにホームホワイトニングを合わせたものになります。そのため、2つのいいところを持ち合わせており、効果が早くでやすく、白さの持続時間も長いのが特徴です。
しかし、ほかのホワイトニング方法と比べるとその分料金も高くなり、知覚過敏になりやすい傾向にあります。
3つのホワイトニング方法の中でも、ホームホワイトニングは一番コストを抑えることができますが、マウスピース代と薬剤代だけでも約2~5万円はかかります。
歯科医院でのホワイトニングは効果がでやすいですが、持続させるためには定期的に行う必要があります。その分コストもかかってしまうので、白さを維持することはなかなか難しいことです。
費用を抑えて歯を白くし、効果を持続する方法はないの?と思う方も多いかと思いますが、その方法の1つにホワイトニング歯磨き粉が挙げられます。
ホワイトニング歯磨き粉を使用することによって、リーズナブルに歯を白くすることができ、効果を持続することができます。
ホワイトニングした歯を長持ちさせる方法
ホワイトニング後に歯の白さを維持するためには、定期的にホワイトニングを行う必要がありますが、普段の生活を見直すことによっても歯の白さを長持ちさせることができます。
食生活に気を遣う
着色がしやすい飲食物を多く摂取していると、色戻りや色素沈着の原因になります。
特に、カレーやコーヒー、紅茶、赤ワインなど色素の濃い物は避けるようにしましょう。
食生活に気を遣うことで、歯の白さを維持することができます。
喫煙を控える
食生活と同様、喫煙を行うことでヤニなどが歯の表面に付着し、歯が着色します。
また、喫煙することによって歯の色だけではなく、歯周病のリスクが通常より高くなる傾向があります。
歯周病が進行すると、歯が抜けてしまう原因にもなるので注意が必要です。ホワイトニング中に限らず、喫煙は極力控えることをおすすめします。
食後はすぐに水でゆすぐ
飲食後や喫煙後は水でお口をゆすぐことによって、着色の原因であるステインなどの汚れが歯に定着しづらくなります。
飲食後や喫煙後に歯が磨けない状況でも、お口をゆすぐだけでも効果はあるので、ホワイトニング中は意識して行うようにしましょう。
歯の定期検診
定期的に歯科医院で定期検診を行うことも歯の白さを維持させるためには重要です。虫歯予防や歯周病予防にも繋がります。また、クリーニングを行うことで、汚れを除去し、着色が付着しづらくすることができます。
口内環境を清潔で健康に保つことができるので、歯の白さを維持する以外にもメリットがあります。
まとめ
歯のホワイトニングにはさまざまな種類があり、それぞれの効果や持続時間が大きく異なります。
歯の白さを維持するためには、普段の生活で気を付けるべき点がいくつかあり、定期的なホワイトニングを行う必要があります。
もちろん、ホワイトニングには個人差があるため、予想通りにいかないこともあります。
どのホワイトニング方法がご自身に合っているかは、実際に行ってみないとわかりません。
ホワイトニングに興味がある方は、まずは気軽に行えるリーズナブルなホワイトニング歯磨き粉を試してみるのもいいでしょう。